この記事は、 CakePHP Advent Calendar 2017 17日目の記事です。
前日の記事は sizuhiko さんの テストデータを簡単に作る方法 でした。
今日は、私 nojimage が2017年に公開したCakePHP 3向けのプラグインをだだだっと紹介したいと思います。
elstc/cakephp-activity-logger
Elastic/ActivityLogger.Logger
ビヘイビアを提供し、自動でテーブルへのレコードの追加、更新、削除を操作ログとして残すことができます。
また、ビヘイビアの提供する logIssuer()
メソッドに操作実行ユーザー(ログイン中のユーザーなど)を与えることによって、操作実行ユーザーもあわせて記録できます。
elstc/cakephp-verify-token
新規登録時やパスワード再設定時のメール認証などで利用するためのトークン認証プラグインでしたが、
CakePHP Advent Calendar 2017 6日目で mosaxiv さんが紹介された JWTベースの cakephp-token-verify プラグインを使用された方が幸せになれると思います。
ゴミプラグイン作ってすみません。もう帰りたい。
nojimage/cakephp-login-attempts
FormAuthenticate
の代わりに使用することで、同一クライアントIPから指定時間内に指定回数のログイン失敗がある場合は、認証処理をブロックできる認証ハンドラーです。
nojimage/cakephp-remember-me
いわゆる「ログイン状態を保持する」を実装するプラグインです。
Cookieによって永続的にログインを維持する認証ハンドラーを提供します。 暗号化されたユーザー名/パスワードをCookieに設定する代わりに、トークンを発行する方法を使用します。
elstc/codeception-cakefixture
これはCakePHP向けではなくCodeceptionのモジュールですが、CakePHPアプリケーション向けのモジュールということで紹介します。
CakePHPのFixtureをCodeceptionのCestテストケースでも呼び出すことができるようになります。
nojimage/cakephp-test-datasource-switcher と併用することで、WebDriverを利用した受入テストでも test側のデータベース設定を利用かつCakePHP側で作成したFixtureを読み込んでテストすることが可能になります。
以上、駆け足でしたが今年公開したCakePHPプラグインの紹介でした。5つ中3つは認証関連のプラグインでしたね。
もし、導入方法や使い方などを詳しく知りたいプラグインがあればリクエストください。解説記事を書きます書くよう努力します。
明日は neeton_iwasaki さんで、 ADmad/SocialAuth プラグインについての記事の予定だそうです。楽しみですね。
それではクリスマスまであと1週間、寒い日が続きますが風邪を引かないように乗り切りましょう!